薬を飲んで救急車を呼んだ時の話 ~薬の副作用~

薬を飲んで救急車を呼んだ時の話 ~薬の副作用~

ガンを治すために投薬を始めると、副作用で髪の毛が抜けることがある、と言う話は聞いたことはありませんか?


ガンの薬は強力なので、副作用が出やすいのですが、風邪薬などでも出る場合があります。


今回は、薬にまつわる私自身の経験を書きたいと思います。


副作用の話がメインなので、薬に対してネガティブなイメージが出るかもしれませんが、薬のおかげでたくさん助かった場面もあるという、フォローは先にいれておきます。


その1 薬を飲んで聴覚に異常が


大学生のころのお話。


風邪をひいて咳がひどかったので、病院へ行き咳止め薬をもらいました。


薬を飲んでから寝て、翌朝起きたら喉の調子は良くなっていました。


 


大学に通うために外へ出て、お気に入りの音楽を聞きながら駅へ向かいました。


なんとなく、いつもよりも音が低く聞こえるような気がしました。


高めのハイテンポの曲のはずが少し低く聞こえていたからです。


ですが、病み上がりだから疲れていると思い、気にしませんでした。


 


「あ、おかしいの自分の耳だ!」


そう気づいたのは電車の発車前の音楽を聞いた時、いつもよりも間延びしているなと思いました。


よく考えると、音が半音下がって聞こえていたようです。


 


大学を休んで慌てて耳鼻咽喉科に行きました。


「よく分からないけど、しばらく薬をやめましょう。1週間経ってからまだ調子が悪ければまた来てください」


医者が分からないくらい珍しい症状に心配になりました。


幸い、体は元気なので、薬を止めて様子を見ることにしました。


1週間後、音が半音下がって聞こえる症状は治りましたが、念のため耳鼻咽喉科へ。


「あのあと調べたら、飲んでいる薬の副作用に聴覚異常というものがあったからこれだと思うよ。頻度は非常にまれだから、珍しいケースだったみたいだね。もう治ったのなら気にしなくていいよ」


医者が分からないくらい珍しい例になってしまい、人の体って不思議だな、と思いながら帰途につきました。


その2、薬を飲んで救急車を呼ぶ


父親の逝去や会社での激務がたたり、一時期うつ病を患っていた時期がありました。


その時に何種類か薬は飲んでいましたが、そのうちの一つを飲んだ時のことです。


薬の副作用で、眠くなる、だるくなる、というのはこの時期に使用した薬では結構ありました。


しかし、日常生活に支障は出ませんでした。


 


ある日、医者よりこちらの薬の方が効くだろうとのことで、別の薬を処方されました。


「肩こりもひどいのであれば、体の痛みも抑えてくれるよ」と、肩こりにも悩む私を気遣ってくれました。


 


飲んで数時間後のこと、


「なんか体が痛いなぁー」


そう思い始めました。


 


さらに数時間後、


「体の痛みが増してきたけど、さらに変な白昼夢が見えてきた。これやばいんじゃないかな」


普段見えないものが見えてきました・・・。


※注 病院で医者に処方された薬の話です


 


夜になりましたが、身体の痛みは増す一方。


体の震えも起きてきました。


 


「体が痛くて眠れない」


一睡もできずに体も痛い、頭はボーっとするし、よくわからないものが見える・・・。


 


やばいと思って救急車を呼びました。


 


しばらくして、救急車が来ました。


担架に運ばれて救急車へ。


しかし、20分経っても救急車は動きませんでした。


受け入れ先がなかったようです。


さらに10分後、ようやく救急車は動き始めました。(心療内科がらみで精神疾患という扱いになり、なかなか対応できる病院がなかった模様。)


救急車の中で痛みや震えに悩まされつつ、色々な機械をつけられていました。


 


病院に着き、処置室へ。


「意識ありますかー、指は何本ですかー?」


と、質問され、何とか回答しました。


色々質問や確認をされましたが、体に生命にかかわる異常はないと判断されました。


その後、しばらく病院のベッドで休み、時間が経つにつれ、痛みがなくなってきたので自宅に戻りました。


次の日の朝に慌てて薬をくれたお医者様の元へ行きました。


お医者様は、


「薬合わなかったみたいだね、大丈夫だった?」


「いえ、救急車呼びました。変なものが見えた時はどうしようかと思いました」


「そっかぁ、それは申し訳なかったね。本当にいい薬なんだけど、たまに副作用が出るようです。大変でしたね」


「そうですね、痛み止めと別の薬をお願いします」


その後、別の薬を処方され無事に痛みが消え、心身の体調もよくなりました。


副作用についてまとめ


薬機法(旧薬事法)上、薬(医薬品)の定義は要約すると


「病気の診断、治療又は予防するもの」


です。


副作用が出ても、総合的に人の健康にとって恩恵が多い場合、薬として認められます。


先ほどのガンの場合ですと、


ガンで命を落とす << 髪の毛が抜ける


髪の毛が抜けても生死にかかわる問題となり辛いので恩恵の方が大きい、と考えられます。


しかし、私の場合は


うつの治療 << 体が痛すぎて眠れない、何かが見える


となり、副作用の方のリスクが大きくなってしまったため、薬の使用が中止となりました。


他の薬という選択肢もありましたので、それでも問題はなかったのです。


救急車呼びましたけど。


 


副作用は、薬局で買うことのできる風邪薬でも起こる可能性はあります。


一応、風邪薬には説明書が入っていて副作用のことも書いてあります。


おそらく、ほとんどの方は読んでいたいと思いますが・・・。


薬には副作用がある


このことだけを覚えていただければと思います。


体調を崩したら薬を飲んで早く治すという手もあると思います。


飲む時には、使用上の注意が書いてありますので、必ず事前に読んでください。


 


できる限り薬を飲まなくてもよいよう、普段から健康でいることに気を付ける。


そうすることが最善なのかもしれませんね。

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